- 海外から見たエステティシャンの仕事って需要はあるの?
- エステティシャンとして海外で働きたいけど、具体的な方法はある?
- 海外エステの求人の見つけ方がわからない
エステティシャンの海外の需要を調べるにあたってこんなお悩みはありませんか?
憧れの海外で、美容に関わる仕事をして沢山の人のキレイをお手伝いしたい!とエステティシャンを目指す方で海外勤務を希望する方は実は少なくありません。
しかし、国外の情報はただでさえ収集するのが難しい上、専門的なエステティックの情報なんてさらにどうやって調べていいのかわからない…
そんなあなたへ。
10年以上エステ業界で仕事をしている筆者が、海外でのエステ需要や求人の見つけ方についてご紹介します。
本記事を読めば、海外エステティシャンについて疑問だったアレコレをクリアにしていくことが可能です。
- 海外のエステティシャン需要が知りたい
- 海外で働く際に必要なエステの資格を知りたい
- 海外エステの求人検索・就職方法がわからない
- 海外でエステティシャンの仕事を目指している
本記事では「エステティシャンの海外需要」と「海外エステティシャンのなり方」について解説します。
本記事の結論
- 美容・健康の領域は世界的に需要が高まっているため、エステティシャンの需要は高い
- 海外でエステティシャンを目指すならのワーホリ制度の利用がおすすめ
ワーホリ制度に興味がある方は、留学相談サービスの無料カウンセリングに受けてみるとよりイメージが湧きやすいです。
なかなか調べにくい海外エステの需要や海外エステティシャンのなり方について具体的な方法をお伝えしていきます。
- エステ会社で
10年採用を担当 - 社内で海外エステ勤務募集の対応経験あり
それでは早速、海外でのエステティシャンの需要状況から解説していきます。
海外でのエステティシャンの需要状況
結論からお伝えすると、海外でのエステティック需要は非常に高いと言えます。
需要については、「海外でのエステティックの需要」と「日本人エステティシャンの需要」にわけて解説をしていきます。
1.海外でのエステティック需要
海外でのエステティックが高い需要を得ている理由は大きく2つあります。
- 世界的な健康・美容の意識の高まり
- 観光客に向けたエステティックサービス
❶ 世界的な健康、美容の意識の高まり
エステティックは日本を含めて、多くの国で男女関係なくは幅広い年齢から求められているサービスになっています。
なぜならば発展途上国では、平均寿命が一貫して伸びていることもあり、健康的で美しい外見を追求する人々が増え、「ヘルスケア」という部門でエステティシャンが注目されているからです。
長く生きていくのであれば、国籍や住む国に関わらず寝たきりや病気で行動が制限されるのではなく、誰でも若々しく健康で過ごしたいですよね。
そのため、エステティックの仕事では国内外に問わず需要が途絶えず、求められ続けるサービスになっています。
➋ 観光客に向けたエステティックサービス
観光が盛んな地域では、観光客に向けたエステティックサービスの需要も高まります。
最近では国外旅行の機会も増え、リゾート施設やホテルスパに勤めるエステティシャンが多く採用されています。
観光客のお客様は、旅行の疲れを癒す目的としたリラクゼーションを楽しまれる方が多いですね。
観光として有名な国や地域によって需要の大きさは異なりますが、観光客を対象にしたエステサービスの需要も非常に高まっている傾向があります。
2.海外での日本人エステティシャン需要
「日本人エステティシャン」は海外において実は人気があることを知っていますか?
人気の理由は
- 細やかな技術力
- おもてなしの接客対応
と、日本人の特徴といわれている細やかな対応や洗練した技術力が海外で高い需要を得ているようです。
また、海外進出を行っている日本エステブランドでは現地のサロンで日本人エステティシャンを雇用することがあり、「日本人」の需要が発生しています。
このように、国内・国外問わずエステティシャンは需要のある仕事と言えますね。
需要があるのはわかったけど、どの国でエステティシャンを目指すのがいいの?
エステティシャンとして活躍できる国はどこなのか、気になるところだと思います。
それでは、エステティックの需要が高い国を紹介します。
エステティシャン需要のある海外
エステティックの需要が高い国を紹介します。
イギリス
イギリスとはエステ需要が高いと言われている国の1つです。
特にアロマテラピーは民間医療として多くの人が利用しているため、その応用であるエステティックにおいても同様に利用している人が多くいます。
- 体調を整えるためアロマを活用した施術が多い
- 資格の保有については必須
また日本では必須ではないエステ資格ですが、イギリスの場合は仕事を行うのであればシデスコなどのエステの国際ライセンスを取得をしなければなりません。
海外で資格を取るのは大変そう…という方も安心してください!
とちらも日本に認定校があるので、資格取得は日本語で目指せます。
国内のシデスコ認定校に興味のある方はコチラを確認してみてくださいね。
タイ
タイ古式マッサージというイメージがあるほど、タイはマッサージの本場。
バンコク市内にあるリーズナブルなマッサージ店から高級感漂うホテルスパ・エステまで幅広く現地・観光客問わずボディケアが人気の国です。
本場の伝統ある技術が受け継がれているので、その技術は世界でもトップクラスです。
タイは残念ながらワーホリ制度の扱いがない国ですが、アジア圏は日本エステの進出も多く、日本国内で現地勤務のできるエステティシャンを採用している会社もあるため「就職」のハードルは他国よりもしやすい国でもあります。
インドネシア
バリエステで有名なインドネシアもエステティシャン需要が高い国です。
バリニーズマッサージというセラピスト技術の基本となっているバリエステは、政府公認ライセンスもあります。
主に観光客をターゲットにしているエステが多いため、ホテルやリゾートスパが盛んで高価格帯でラグジュアリーな空間なサロンが多く展開されています。
わたしも過去にバリへ旅行に行って、エステを受けたことがあります!
ハンドトリートメント・リフレクソロジーがメインで最高でした。
リフレクソロジーに興味がある方は、コチラに自宅で取得できる資格を紹介しています。
海外で需要のあるエステティシャンの資格
エステ資格には、国内資格と国際資格が存在します。
海外でエステティシャンを目指すのであれば、まずは日本で受験できる国際資格の取得を目指しましょう!
国際資格ってどんなものがあるの?
よくわからないな…。
エステの国際資格は沢山ありますが、まずは国内で取得しやすく信頼性の高い「シデスコ」という資格の取得をおすすめします。
国際資格:シデスコ
シデスコ(CIDESCO)とは、ベルギーで設立され、世界水準の理論・技術を兼ね備えたエステティシャンを育成する国際的な教育機関です。
世界31ヵ国でエステティシャン、学校、サロンの認定制度を設けており、日本もその1つになります。
シデスコに認定されている、美容専門学校やスクールに通い資格を取得を目指すことが可能です。
シデスコの取得できる専門学校はコチラからご確認できます。
それ以外の国際資格については、以下をご覧ください。
海外エステティシャンに必要なスキル
国際資格以外に海外エステティシャンに必要な資格やスキルはあるの?
答えはイエスです。
エステティシャンとして海外で活躍するための必要なスキルを紹介します。
必要スキル①:英語力
海外で働くためには、英語力もくは働く国の語学が必要になります。
観光客をメインとしたサロンであれば、日常会話レベルの英語力は最低限求められるでしょう。
ただし、働く上での英語力は専門的な単語も多いので、英会話レッスンや語学留学では学ばないことも多くあります。
海外勤務を目指すのであれば、エステでなくても良いので一度ワーキングホリデーなどで働くことを経験すると良いとされています。
なお、母国語レベルで話せる場合は、未経験でも採用してもらえることもあるようです。
必要スキル②:ライセンス取得
先ほど、国際ライセンスのシデスコを紹介しましたが、それ以外にも多くの国際ライセンスが存在します。
働きたい国・サロン形態によって信頼性があると判断されるライセンスが異なるケースがありので、ご自身の中でどんなエステティシャンとして働きたいか考えて資格を取得する必要があります。
ヨーロッパ方面であれば英国認定のある国際ライセンスが有効ですし、アジア圏ならセラピストやリフレクソロジーのような資格の方が活用できますね。
国によっては資格の保有が必須な場合もあるので、資格取得は必要スキルとして考えて良いでしょう。
ちなみに、実は日本のエステサロンは資格がなくても働けます。
国内エステに興味がある方はこちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。
海外エステティシャンの求人の探し方
海外エステティシャンってどうしたらなれるの?
国内にいて求人を探す方法はあるのかな?
希望する国へ行って求人を探すのは一苦労ですよね。
可能であれば日本国内で働く場所や環境がわかる方法を知っておくほうが安心して情報収集ができると思います。
日本国内で海外での求人を探す方法を3つご紹介します。
- 求人サイト
- 転職エージェント
- 留学・ワーキングホリデー
求人サイト
海外進出している日本大手のエステ企業の求人を探して応募しましょう。
求人サイトでエステティシャンに向けた海外求人の掲載はまれですが、日本に店舗を持っているエステ会社であればほとんどが常に求人を掲載しています。
国内で求人を探しているわけではないんだよ~と思われるかもしれませんが、海外出店しているエステの場合は自社のスタッフを海外へ出張させている場合があるため、経験を積みつつ海外エステティシャンになる近道だったりします。
転職エージェント
一般公開されているサイトでは海外勤務のエステティシャンの求人が掲載されていることはまれです。
そのため、自分だけの力で求人を探すのは大変です。
そのため、非公開求人を保有している転職エージェントサービスを利用した求人探しをお勧めします。
サイトでは掲載していない求人情報を持っているので、自分では探せなかった情報に出会えることはもちろん、面接対策や年収交渉まで無料で相談にのってくれるのがエージェントサービスの良いところです。
おすすめの転職エージェントサービスはこちらからご覧ください。
留学・ワーキングホリデー
海外でエステティックの仕事を目指しているのであれば、留学が一番効果的だといえるでしょう。
ワーキングホリデーの制度を利用すれば、日常会話では使わない仕事ならではなの専門用語を実践的に経験できますし、もちろん語学も留学先で学ぶことができます。
エステの仕事でなくとも、国外で働く経験は必ずあなたの力になりますし、留学支援先によっては就職のサポートをしてくれるサービスもあります。
留学に興味のある方はコチラ
海外エステティシャンとして働くために必要なビザ
一般的に日本人が海外に渡航するにはビザが必要になります。
エステティシャンとして働く上ではどのようなビザが必要になるのか解説していきます。
就労ビザ
エステティシャンとして海外に勤務するのであれば、就労ビザが必要となります。
日本エステ企業で務めているスタッフが海外勤務する際は会社の人にこの就労ビザを取ってもらえばよいのですが、この就労ビザの取得は結構大変で、いきなり就労ビザで海外勤務するぞー!というはまず現実的ではありません。
そのため、あなたが海外進出をしている日本エステに就職してから海外で活躍するプランでないのであれば、以下の2つが現実的かつおすすめです。
学生ビザ
学生ビザは、留学を目的として渡航する人に発行されるビザです。
勤めたい海外先が決まっているのであれば、その国の美容専門学校へ通い、その国で信頼性のある国際資格を目指しましょう!
国の規定にもよりますが、学校に通うながらアルバイトができる場合もあるのでエステサロンでのアルバイトをしながら資格を目指す!などスキルと資格の両方を手に入れることも可能です。
学生ビザから就労ビザへの切り替えもあるので、すでに働きたい国がある方は留学からスタートしてみてはいかがでしょうか?
美容分野の留学相談ならコチラ
ワーキングホリデー
通称「ワーホリ」と呼ばれる、その国に2年程の長期滞在が可能な制度です。
制度を利用できる年齢とワーホリに対応している国には限りがありますが、こちらも働くことが可能なため、生きた英語を学びつつ少ない予算で渡航できるケースが多く海外で働くことを目指す方には人気の制度です。
就労ビザへの申請に協力してくれるエステサロンもあるようで、ワーホリから就労ビザに切り替え憧れの海外エステティシャンの夢を実現する方もいるようです。
ワーホリ制度やワーホリ後について気になる方はコチラ
まとめ
本記事では「エステティシャンの海外需要」と「海外エステティシャンのなり方」について解説をしていきました。
- 美容・健康の領域は世界的に需要が高まっているため、エステティシャンの需要は高い
- 海外でエステティシャンを目指すならのワーホリ制度
の利用がおすすめ
ワーホリ制度に興味がある方は、留学相談サービスの無料カウンセリングに受けてみるとよりイメージが湧きやすいので申し込んでみてくださいね。
本記事が海外のエステティックに興味のあるあなたにお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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