悩みに寄り添い・専門的な知識と技術で、お客様の美しさを応援する素晴らしい職業
エステティシャン
女性であれば一度は憧れた職業ではないでしょうか?
実際に多くの方がエステに応募しエステティシャンを目指されています!
ただ、エステのお仕事を理解している人はとても少ない!!
本記事では10年以上業界経験のある筆者が
求人では伝わっていないエステティシャンの仕事内容をご紹介します。
に向けて、解説していきますね。
エステティシャンの仕事内容とは?
さっそく本題の仕事内容を紹介します。
エステに行ったことがない方もイメージできるように細かく解説しますね!
カウンセリング
施術
コース・商品提案
カルテ管理
清掃
研修
予約管理
エステは60分以上のサービスを個室で提供することが多いため1日の来客を予約制で管理しているサロンがほとんどになります。
そのため、出勤するスタッフ人数の状況を把握して予約の調整・管理を行います。
最近では
複数の専門サイトからの予約
LINEからの予約
電話での予約
など、さまざまな方法で予約が取れるためブッキングをしようように注意が必要です!
カウンセリング
エステのお仕事で「カウンセリング」はイメージある方多いと思いますが!!
カウンセリングはお客様のお悩みを聞くだけではありません。
実際にエステティシャンが行っているカウンセリングの内容をご紹介しますね。
状態カウンセリング
お客様の肌状態、体調、ライフスタイル、アレルギーの有無、希望する施術内容などの情報を伺います。
お客様に用紙で記入いただくことが多かったのですが最近では、タブレット端末に入力していただくケースが多くなりました。
お悩みカウンセリング
これは、エステの仕事で一番イメージがあるカウンセリングではないでしょうか?
お客様が抱えている悩みや希望する効果を把握します。
エステティシャンは、お客様が何を求めているかを正確に理解し、その要望に応えるための施術内容やアドバイスを検討します。
施術内容の説明
お客様に施術内容や使用するマシン・オイルなどについて説明します。
エステティシャンは、施術のプロセスや使用するアイテムの特徴・効果をわかりやすく説明することで、お客様の不安を解消し、安心感して施術を任せていただくようにしなければなりません。
アフターカウンセリング
施術後は、アフターカウンセリングを行います。
施術を終えた後のお身体やお肌の状態をお伺いし、お客様の状態を把握します。
施術の強さやお肌に合うオイルを確認して次回の施術に活かします。
アドバイス提供
アドバイス提供では、お客様の肌状態やライフスタイルに合わせて、家庭でのスキンケア方法や食生活、運動などのアドバイスを提供します。
エステティシャンは、お客様のライフスタイルや好みに合わせて、継続的な美容習慣のサポートを行います。
施術
エステティックサロンによって扱っている施術内容は異なりますが、一般的なエステの施術を解説します。
マシン施術
機械を使ってハンド施術では対応できない肌や体の悩みの解決を目指します。
マシン施術は、施術中に痛みを感じたり肌が敏感な人には不向きな場合があるため、適宜お客様へ確認が必要です。
▼サロンで利用するマシン例
フェイシャル:イオン導入、レーザー
ボディ:キャビテーション、ラジオ派、脱毛
ハンド施術
機械ではできない人の手による施術方法のことを指します。
マシン施術と比べてリラックス効果が高く、力加減や施術範囲の調整がすぐできるところが優れています。
マシン専門店やオールハンドサロンなど、サロンによって異なります!
コース・商品提案
エステティシャンは、お客様に対してエステティックサロンで取り扱っているコース・商品を提案します。
主にこれがサロンの売上に繋がります。
提案するコース・商品が高額な場合が多いです。
大手サロンでは30万円前後のコースが
主流で販売されています。
お客様の悩みに応じて、最適な商品を提案し満足度や安心感を高めることが重要です。
サロンによってはノルマや売上目標が決められている場合があります。
カルテ管理
エステティシャンのカルテ管理とは、お客様の施術履歴や肌状態、アレルギーの有無などを記録することで、より的確な施術やアドバイスを提供するための管理業務です。
お客様の情報は個人情報となるため、適切な管理が求められます。業界団体が定める倫理規定に従い、個人情報の保護に十分配慮した上で、的確な情報管理を行うことが必要です。
施術中にお話しした内容もカルテに記入し、次回の来店された際のトークで活用します。
清掃・整理
エステティシャンの清掃・整理で特徴的なものを解説します。
タオルワーク
施術に応じて、使用するタオルの種類や大きさ・使用順序・折り方などが異なります。
サロンによってやり方が異なるので、トレーニングを受ける必要があります。
ベッドメイク
施術で使うベッドは施術前、施術後で準備・清掃が必要となります。
お客様が快適に施術を受けられるよう、常に清潔で整った環境を提供することが求められます。
マシン消毒
施術に使用される機器や器具を、衛生面から安全に使用するために消毒します。
エステのマシン消毒は衛生面からとても重要な業務であり、エステティシャンは消毒方法について正しく理解し、実践することが求められます。
研修
研修は、新人エステティシャンやスキルアップを目指すエステティシャンなど、さまざまなレベルの人が対象となっています。
理論研修
肌の構造や仕組み、エステティック機器の使い方、化粧品成分の効果などを学びます。
技術研修
フェイシャルトリートメント、ボディトリートメント、脱毛、リンパドレナージュなど、多彩な技術があります。
新しい手技やマシンをコースで取り入れるときは、新人・ベテラン関係なく研修を行います。
商品研修
商品や化粧品の知識を学びます。商品の特徴や効果、成分、使い方、販売方法などを学びます。
営業(接客)研修
コース・商品の提案のカウンセリングを行う際に、お客様へのトーク練習を行います。
提案するコースの特徴やおすすめポイントなどを学びます。
研修は実際にエステティシャン同士で実演して行うことが多いです!
エステティシャンを目指す人へ
エステティシャンの仕事内容を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
思っていた通りの方も、こんなことも?と驚かれた方もいると思います。
実はエステの仕事では「コースや商品の提案がしんどい」と退職してしまう方が多くいます。
せっかくの素敵なお仕事なのでぜひ、仕事内容はよく確認してエステティシャンを目指してくださいね!
サロンの中には、施術とカウンセリング(営業)を分けているお店もあるので「商品の提案はすごく苦手だな」と感じた方は求人票をよく確認してみてくださいね!
まとめ
サロンによって詳しい仕事内容は異なってきますが、主なお仕事紹介は以上です。
エステの仕事に興味がある方、エステティシャンを目指される方の参考になれば幸いです。
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