高校を中退するとアルバイトや就職で使う履歴書の記入の仕方や
面接でどのような受け答えをしていいか不安になりませんか?
高校2年生の初めに中退をしたわたしは、求人に応募するたびに
「中退」ってわざわざ書く必要はあるのか?
高校中退の時点で書類選考で落とされてしまうのかな?
中退理由を聞かれたらどのように答えればいいのか?
と、不安になっていました。
この記事では高校2年生の初めに中退をした筆者が、
実際に行った履歴書の記入について紹介します。
履歴書の書き方について
高校中退は履歴書に書かなくて良い?
結論からいうと、高校を中退した場合は必ず履歴書に記入しましょう。
万が一、卒業していないのに「卒業」と記入してしまうと学歴詐称になってしまいます。
「中退」という言葉は、ネガティブな印象が強いですが
履歴書の書き方や、面接対策でいくらでもカバーできます!
記入の仕方
学歴欄に記入をしましょう。
入学の一行下に「中途退学」と記入すればOKです。
退学理由は記入した方がよい?
以下の理由の場合は、中途退学と記入した一行下に記入しましょう。
健康上が理由で退学の場合
回復しているようであれば「完治して勤務に支障なし」と記載しましょう。
治療中であれば、履歴書の健康状態欄に勤務する上で配慮してほしい点を記載することをおすすめします。
退学理由を記入しない方が無難なケース
・サボりすぎて単位が取れず、留年→中退
・勉強についていけなかった など。
筆者は学校に行くのが面倒に感じて中退したので、
退学理由は記載しませんでした。
面接での対策
面接のポイント
- 中退理由は嘘をつかずに話す
- 中退での反省点から学んだことを伝える
- 学業以外で熱中して取り組んだことを伝える
経験上、中退理由は必ず聞かれたので事前に回答を準備しておきましょう。
中退理由は嘘をつかずに話す
わたしのように学校に行くのが面倒になってしまった方や、勉強についていけなくなり中退した方は、なんとかソレっぽい理由を話したくなりますがココは正直な理由を話しましょう。
その場で上手に嘘がつけても、どこかでボロがでてしまうことも少なくありません。
中退での反省点から学んだことを伝える
中退理由を正直に話す代わりに、中退から経験した反省点・学んだことを伝えてください。
例えば
校風や自身の特徴を考えず、合わない学校を選んでしまい中退に至りました。
その反省を活かして、就職活動では企業研修を念入りに行い、●●が素晴らしい御社を志望しました。
などが効果的です。
学業以外で熱中して取り組んだことを伝える
中退ときくと、途中で挫折してしまう・長く物事が続かない印象を持ってしまいます。
中退での学びを取り入れつつ学業以外であなたが熱中して取り組んだことや実績にあることを伝えましょう。
例文
中退の反省点を活かし、自分自身が興味のあったジャンルの飲食店でアルバイトに従事し●年勤めています。
現在はバイトリーダーを任せてもらい、通常のウェイター業務だけでなく店舗が円滑に運営ができるようシフト調整や新人教育を担当するようになりました。現職を通して、継続していくことで得られる経験の大切を知ることができました。今回の就職ではいままでの経験を活かし、長期的に貴社に貢献していきたいと思っています。
アルバイト歴を例文としましたが、趣味などでもOK。
長く続けているものがない方は、中退での反省点を活かして「どうなっていきたいか」を話してください。
求人の探し方
中卒以上の求人を探すのは正直一苦労です。
わたしの経験上、多くの求人サイトでは「高卒以上」が当たり前な求人が多くありました。
求人サイト
比較的、最終学歴が中卒での求人が探せるサイトは以下です。
検索条件に「中卒」と入力すると該当する求人が確認できます。
エージェント
非公開求人などを紹介してくれるエージェントもおすすめです。
求人サイトに掲載されていない情報や詳しい書類・面接対策も相談できます。
エージェント利用は手間に感じる部分もありますが、自分の市場価値や方向性を確認する良い機会になります。
本当のおすすめ
高卒認定の取得
いま高校中退の上で仕事をさがしているのであれば、わたしの本当のおすすめは「高卒認定試験」に合格した上で進学をして最終学歴を短大卒もしくは大卒にすることです。
おすすめの理由
高卒認定試験へ合格し、進学をおすすめする理由は2つ
❶ 最終学歴が中卒の求人数は少ない
➋ 高卒以上に比べ給与が低いケースが多い
❸ 専門的な資格を取得できる場合がある
最終学歴が中卒の求人数は少ない
探していると実感しますが、本当に少ないです。
そのため応募できる職種が限れているので選択肢が狭い。
すでにやりたいことが決まっていて今の自分に応募資格があるのであれば問題ありませんが、やりたいことはこれから探していきたい方は、選択肢を広げる意味でも最終学歴を高卒以上にすることをお勧めします。
給与が低いケースが多い
一般の求人を見ても、高卒・短大卒・大卒の順に初任給は多くなっている傾向が強いです。
学歴があるから高所得になれるわけではありませんが、職種の選択肢と合わせて収入をより多く得られる可能性があります。
専門的な資格を取れる場合がある
進学先によりますが、興味のある分野での専門学校へ進学すると国家資格や業界資格を取得できるケースがあります。
専門的な資格は、就職や転職で大変有利です。
資格によってはくいっぱぐれのないものもあるので、一生仕事探しに困らなくなることも多いです。
高卒認定試験の受験から就職するまでのステップ
高卒認定試験の受験から就職するまでのステップはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
履歴書の書き方
・高校中退歴は必ず学歴欄に記載
・健康上、経済上、就職をした場合の中退は理由を記載
・それ以外の中退は理由の記載はない方が無難
面接
・中退理由の回答は必ず事前準備
・中退理由は正直に伝える
・中退からの反省点、学びを伝える
・学業以外に熱中して取り組んだことを紹介
求人の見つけ方
・求人サイト(ハローワーク、タウンワーク、indeed)
・転職エージェント(ヒューレック転職支援サービス)
本当のおススメ
・高卒認定試験の取得
いかがでしたでしょうか?
高校中退後の就職に必要な履歴書、面接、求人の探し方についてご紹介しました。
しかし記事の最後にも記載させていただきましたが、筆者のわたしは高卒認定試験の合格→進学のステップを強くおすすめします。
この記事を見たかたの、お仕事を探す・今後どのように動いていくかの参考になれば幸いです。
ヒューレック転職支援サービス
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