エステティシャンに資格はいらない?
結論、エステの仕事に資格は不要です。
エステティシャンは資格をとる必要はないの?
いいえ!そんなことはありません。
エステの仕事に挑戦したい
エステの仕事でスキルアップしたい
このような方には資格を取得をおすすめします!
なぜ資格が必要なの?
どんな資格があるの?
資格って難しい??
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・ 資格をとるメリット・デメリットを紹介
・ 初心者が目指すべきエステ資格
・ 具体的な資格の取得方法
美容業界歴10年ほどのわたしが、これからエステを目指す方に向けて解説します。
エステティシャンが資格をとる4つのメリット
資格をとる大きなメリットは4つあります。
信頼性が高まる
キャリアの幅が広がる
給与アップに繋がる可能性がある
専門知識が身につく
資格を取得することで専門知識を学ぶことができるのは大きなメリットの1つです!
エステティシャンには、お客様に合わせたコースの提供や適切なアドバイスが必要とされます。
資格の取得によって美容や健康に関する専門知識を習得し、お悩みに対してより効果的なアドバイスをすることができます。
学べる専門知識
皮膚学・栄養学・化粧品学など…
信頼性が高まる
ステサロンを利用する際には、エステティシャンの技術や知識に対する信頼性が求められます。
エステの資格があることは一定以上の技術力や知識力がある証明になるので、お客さまへ安心感を与えることができ、信頼性を高めることができます。
顧客獲得やリピート率の向上にも繋がりますね。
意外と30代以降のお客さまから
「資格とかもってるの?」と
聞かれること結構あります!
キャリアの幅が広がる
応募できるサロンが増える
一部には、応募条件に資格保有を必須にしているエステサロンもあります。
資格をもつことで応募できるエステサロンを増やすことができます。
昇格のチャンスに繋がる
会社によりますが昇格には資格の保有が必要なところもあります。
資格をもつことで、店長・マネージャーやトレーナーなど、より高いポジションに昇格するチャンスを得られます!
給与アップに繋がる可能性がある
専門的な資格のため、資格手当がつき給与がアップする可能性があります。
また資格を持っている方が、未経験者よりも高い給与で雇用されることが多いです。
エステティシャンが資格をとる3つのデメリット
資格をとるデメリットもご紹介します。
資格取得後は更新が必要
資格だけでなく実力が必要
資格取得には費用や時間がかかる
エステの資格を取得するには、講習費用や試験費用がかかります。
また講習や試験に合格するためには、一定の勉強時間が必要です。
資格取得後は更新が必要
エステの資格は、更新が必要な資格もあります。
そのため更新費用や更新講習を受けるケースもあり、手間や費用がかかります。
資格だけでなく実力が必要
エステの資格を取得しているだけでは、プロのエステティシャンとして仕事はできません。
さまざまな希望やニーズに応えるため、努力を怠らずお客様と向き合うことが必要です。
取得した方が良いエステティシャンの資格
では初心者が目指すべきエステ資格を紹介します。
・AJESTHE認定エステティシャン
・AEA認定エステティシャン
2つ資格の違いは?
正直なところ、2つの資格に大きな違いはなく、資格を認定している協会が違うぐらいです。
協会の特徴や資格の概要も簡単にご紹介しますが、実務においてはそこまで重要でないので飛ばしても構いません。
協会の違い・資格概要について
AJESTH | AEA | |
協会 | 日本エステティック協会 | 日本エステティック業協会 |
目的 | 全国のエステティシャンを対象とした資格認定制度を運営 安全で効果的なエステティック施術の普及を目的 | 法人会員を中心に構成される団体 主な活動として、エステティシャンの技術向上のための研修会やセミナーの開催、業界動向の情報提供、消費者保護のための指導 |
資格概要 | 基本的な知識・技術をもち、担当範囲のエステティックサービスを適切に提供できる能力を有するエステティシャンに与えられる資格 | 基礎知識と技術を持ち、禁忌や注意事項を理解し安全な技術提供ができる。エステティシャンとしてキャリアをスタートできるレベル |
エステティシャン資格の費用や受験条件
「AJESTHE」、「AEA」の認定エステティシャン資格は受験条件や費用は同じです。
受験条件
(1)協会認定校での300時間以上コースまたは1000時間以上コースの修了
(2)エステティックに関連する実務経験(フェイシャル又はボディ)1年以上
受験費用
筆記試験 10,560円
技術力試験 13,640円
試験内容
筆記試験(4肢択一:マークシート式・100問)
技術力試験(フェイシャルケア・ボディケア)
エステティシャン資格の難易度・合格率
「AJESTHE」、「AEA」の認定エステティシャン資格の合格率はおおよそ80%です。
比較的、難易度としてはやさしい資格になります。
どちらの資格を取得した方が良い?
ぶっちゃけ、両方取得がおススメです。
大きな違いがないのに両方!?
びっくりするよね!
おススメ理由を紹介するよ!
どちらも業界では高い信頼性がある
それぞれの目的は違うものの、どちらもエステ業界では高い信頼性がある協会です。
エステ会社であれば両協会に所属していることが多いため、どちらの資格も保有している方が就職の際に有利に働きます。
取得する際に両方の資格を目指すケースが多い
受験資格が同条件のため、両方の資格を目指す方が多く、難易度は高くないため2つの資格を保有するケースが多いです。
試験費用は発生しますが、せっかくなので両方の取得をおススメします。
どうしても、どちらかの資格に絞りたい場合
① 各協会の目的を理解し自身で判断する
➁ サロンが所属する協会で決める
③ 通いやすい認定校で決める
① 各協会の目的を理解し自身で判断する
どちらが優位というわけではないので、それぞれの目的や活動から共感できる部分が多い協会の資格を取得しましょう。
➁ サロンが所属する協会で決める
片方の協会のみ所属しているケースもあるため、自身が就職を希望するサロンが所属している協会の資格を取得しましょう。
③通いやすい認定校で決める
資格を取得するには協会認定校でのコース修了が必要なため、通いやすい場所になる協会認定校を見つけて、取得を目指してみましょう。
エステ資格の具体的な取得方法:通信や独学での取得は可能?
具体的な資格の取得方法をご紹介します。
(1) 専門学校や認定校での学習
(2) 通信講座やオンライン学習
(1) 専門学校や認定校での学習
定期的に授業や実習が行われ、教室に通って学ぶスタイルです。
主に2年生が主流ですが1年生のスクールもあります。
就職活動のサポートも充実しているケースが多く、エステサロンへのインターンシップ(職業体験)の相談ができる場合があります。
(2) 通信講座やオンライン学習
通信講座・オンライン学習は、自宅で学ぶスタイルで自分自身で進め方を決めることができます。
学習スタイルに合わせて、好きな時間に学習できるメリットがあります。
また、費用も専門学校に比べて低く、効率的に学ぶことができる場合があります。
ただし、個人で進めるため、自己管理能力が求められます。
働きながら資格の取得を目指す方におススメです。
エステ資格は独学で取得はできる?
結論、難しいです。
筆記試験のみであれば独学での学習で合格点を狙える可能性もありますが、認定校のコース修了・技術面の習得については専門知識のある先生に教えてもらう必要があります。
学校や講座の選び方のポイント
認定機関に認定されているか
エステ資格は、各種の認定機関によって認定されます。そのため、選ぶ学校が認定機関に認定されているかどうかを確認しましょう。
施設の充実度
エステの施術には、様々な機器や道具が必要です。そのため、学校の施設が充実しているかどうかも重要なポイントです。
カリキュラム内容
学ぶ内容によって、学校のカリキュラムによって異なります。自分が目指すエステティシャンとして、どのようなスキルを身に着けたいか、カリキュラムを比較検討すると良いでしょう。
学費と期間
エステ資格の取得には、一定期間の学習と学費が必要です。そのため、自分の予算やスケジュールに合わせた学校を選ぶことも重要です。
講師の経歴
講師陣の経験や知識は、質の高い授業を提供する上で非常に重要です。学校のサイトやパンフレットなどで、講師陣の経歴や実績を確認しておくと良いでしょう。
わたしのおススメは、エステティックサロンに勤務経験がある先生です。
サポート体制
卒業後の就職支援や、キャリアアップ支援など、学校のサポート体制が充実しているかどうかも重要なポイントです。就職について不安がある場合は、サポート体制について確認すると良いでしょう。
エステ資格を取得した後のキャリアパス
エステサロンで勤務
エステの資格を持っている場合、エステサロンでの勤務が一般的です。エステティシャンとして働き、お客様の施術を行うことで、実践力を高めることができます。
ホテルやリゾート施設で勤務
エステの資格を持っている場合、ホテルやリゾート施設での勤務も可能です。リゾート地などでの勤務は、やりがいや経験の幅を広げることができます。
エステ講師として勤務
さらなる上位資格を修得して、エステティックスクールやエステサロンでの講師としての勤務も可能です。将来的にエステティックスクールの運営者として独立も目指せます。
まとめ
・資格をとるメリット
専門知識が身につく
信頼性が高まる
キャリアの幅が広がる
給与アップに繋がる可能性がある
・資格をとるデメリット
資格取得後は更新が必要
資格だけでなく実力が必要
・ 初心者が目指すべきエステ資格
・AJESTHE認定エステティシャン
・AEA認定エステティシャン
・ 具体的な資格の取得方法
(1) 専門学校や認定校での学習
(2) 通信講座やオンライン学習
いかがでしたでしょうか?
資格の取得は簡単ではありませんが、エステの仕事を目指すのであれば是非挑戦してみてください。
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